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ホーム〉工場案内〉精密工場精密工場(クリーンルーム)
当社の精密工場においては、熟練の超職人が製品を一つ一つ手作業で塗装しております。この手法は、サンプルや小ロットにも適用可能であり、厳格な品質基準を設けた高品質な製品にも対応可能です。
クリーンルーム4原則
クリーンルームにおける塗装について。私たちは、美しい塗装仕上がりを実現するために、厳格な4つの原則を遵守しております。当社の塗装サービスがどのように優れているかをご確認ください。
クリーンルームに【異物を】
持ち込まない
・材料、機器は、洗浄して持ち込む
・室圧制御(室内から室外への気流状態)
・人の出入りはエアーシャワーより行なう
発生させない
・無塵衣着用
・発塵しやすい材料、備品は使わない
・ムダな動きを行わない
堆積させない
・清掃しやすい構造、ゴミ留りをつくらない設計
・露出は少なく
・凹凸の無い設計
排除する
・帯電させない、除電する
・発塵部付近で排気する
・気流形状の妨げを極力なくす
クリーンルームシステム
1.超高性能フィルターで、空気を浄化。
2.浄化した空気を部屋一面に拡散。
3.拡散させた空気を空調機内に取込み。
4.取込んだ空気をプレフィルタで
一時濾過。
5.プレフィルタで一時濾過空気を
循環ファンで超高性能フィルターに送る。
6.室圧を陽圧にするために
外気を一部取り込む。
最初に循環サイクル・エアーでクリーンルームを形成。0.3μm以上の大きさの粒径を99.99%の捕集効率を有する超高性能フィルターで、空気中のゴミや微粒子を捕集して清浄した空気をクリーンルーム室内いっぱいに拡散。拡散した室内の空気を空調機の吸い込みに空気を還させます。この流れを循環ファンにて循環サイクルを形成。次に、クリーンルーム室内に外部からの汚染の流入を防ぐために、クリーンルームの室内を陽圧に保たせなければなりません。陽圧を保つために、外気処理をした空気を超高性能フィルターの一次側である空調機本体に取入れて循環エアーと混合。取り入れる外気処理した空気量と同様の空気量を排出することで陽圧を保つ。
・クリーンルームとは
空気中における浮遊微小粒子、浮遊微生物が限定された清浄度レベル以下に管理され、その空間に供給される材料、薬品、水やその他についても、不純物、ゴミを取り除いて、ゴミを持ち込まないようにしようとする空間のことをいう。
(JIS Z8122 4001より一部抜粋)
・清浄度(クラス)とは
作業空間内のホコリやゴミを、限定した数に減らした数値を清浄度(クラス)という。
※クリーンルームは洗浄度(クラス)を管理可能。
・温度・湿度・室圧管理可能
外部のゴミが進入しないよう室圧が制御可能、また温度と湿度を一定状態に維持するため、室内で使用する薬材、洗浄水を使用することにより、粒子の濃度を制御可能という。
※クリーンルーム内が暑いと、中で作業する人が発汗し、汗を嫌う製品の場合に悪影響を与えてしまうため温度管理が必要。
・外からのゴミが進入しないように部屋の圧力を制御、室内の清浄された風は「向き」「速さ」「風の形状」「気流の分布」を一定の範囲に制御するために設計されている。
・微粒子とは
肉眼で見ることができる限度の「100分の1」の粒子をいう。
例として、0.5ミリのシャープペンの芯の細さの100分の1の小さい粒が微粒子の大きさ。
微粒子は一般空気調和のエアフィルターで完全に取り除くことができないため、クリーンルームの設計段階で微粒子を外部から「入れない」「中で発生させない」様々な工夫がされている。
※当社ではゴミを「微粒子」と呼称。
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